2年程ガッツリやり込んでいた豆腐より 23/12/25

まず結論から話すと 音ゲーとしては大変素晴らしいが ボカロ好きはやらない方がいい ・音ゲーとして 音ゲー自体は初心者から上級者まで楽しめる仕様となっています。 判定としては少々厳しく思う事が多いですが、ある程度は慣れてしまえば問題ありません。 ただ時々フリックの反応が悪かったり、ロングノーツの判定が厳しかったりとフルコン勢の首を絞められる事が多々あります。まあ私の実力不足とも言えますが。 エンジョイ勢は楽しくプレイできると思います。 ただノーツの詳細が載っているチュートリアル的な物がないので、ゲーム側から「察しろ」と言われているのかな、と少々不親切な面も感じます。 (特に復帰勢に優しくない…) ・曲の実装数 かなり多種多様で、時にコラボをして最高難易度レベルのノンボーカル曲を実装したりなんかもしています。 プロセカのために書き下ろした楽曲もイベントを重ねていく毎に増えていくので、ボカロ界隈に貢献している一面もあったりします。 また、新たな楽曲、ボカロPとの出会いがあったりとプロセカから素晴らしい曲を知ったりすることもあり、ボカロ好きとしてはとても嬉しいことでした。 ・楽曲の尺 使用楽曲は様々な種類があることから、その分曲の長さが極端に短かったり長かったりします。 当然長すぎては音ゲーとしてたれてしまう事から、ところどころ編曲(カット)し、繋ぎ合わせ、元の楽曲より短くなる事が大半です。 そこまではいいのですが。 原曲を知っている方であれば 「このメロディはカットすべきでなかった」 「何故Cメロを入れなかった」 「ラスサビを飛ばして締めに入るのは意味がわからない」 という不満しか生まれない楽曲が複数曲含まれているのです。 その楽曲の名前1部挙げるとすれば ウミユリ海底譚、マトリョシカ、Q、神っぽいな、妄想感傷代償連盟、まにまに等でしょうか。 (私は全曲プレイしている訳ではありませんが、7.8割りはプレイしております) 個人的にかなーり「原曲を貶しているな」と思うレベルで酷かったのは マトリョシカ、神っぽいな、まにまにです。 「プロセカ 𓏸𓏸(曲名)」等で調べればプレイ動画などが見つかるはずなので、原曲を聞いた上で是非聞いてみて下さい。 この3曲に関してはもう原曲を知らなくても違和感を持つはずです。 悪い印象ばかり挙げてしまったので良い点も 思い切ってフル尺で実装している曲もいくつかあったりします(例 メルト、KING等) いっそ全曲フル尺で実装して欲しいレベルですね。 音ゲーとしての難易度はかなり高くなりますが、編曲が酷くて大ハズレの曲になるよりかはよっぽどマシです。 ・プロセカオリジナルキャラ、ストーリー 物語は主にグループ毎に分かれていて、ストーリーやイベント等で話が進行しており、物語としてはアタリが多いのかな、と感じます。 ただキャラに愛着を持てなかったり、興味がなかったりすると大した面白く感じなかったりするので、キャラ愛がある方は非常に満足できるのかな、といった感じです。 まあハズレもありますが。 ただ、ボーカロイドが好きな人にはおすすめしません。 まず中心にプロセカオリジナルキャラがいて、隅っこにボーカロイド達が座っているイメージです。 ボーカロイドの衣装が個性的で大変素晴らしいと感じたので見る価値はありますが、活躍は微々たるものです。 ・ガチャについて 天井がありますが、よくあるソシャゲ平均並にしょっぱいです。 天井は課金推奨なため無課金、微課金にはかなり厳しいです。 ・最後に 音ゲーとして遊ぶ人は長続きしないのかな、という印象を受けました。 私自身はリリース当初からプレイしていたのですが、ここ半年程inもせず静かにしていました。 上記でも話したように、グループ毎に話が進んで行くため興味のないグループばかり続くとモチベーションが下がる事が多く、好きなグループが来るまでずっとプレイしない、なんてこともよくあります。 また、キャラ愛がないと長期間続けるのはかなり厳しいというのが私自身が実際に体験して思った事です。 お手軽音ゲーの入口としては大変素晴らしいのですが、キャラに興味がない方は本格的に遊ぶの推奨しません。 最後に、これだけは言わざるを得ないのですが。 好きな曲の実装が決まったとして、その曲を貶すようなレベルで酷いカットなどのされた楽曲で実装されると 「こんなに編曲されるのであれば、実装されない方が良かった」と思うことがありました。 メロディは良いのにカットが微妙だな、と感じた曲があれば、是非ご本家様の楽曲を聞いて見てください。 特に「まにまに」は完全に曲の個性を殺しています。 間奏でじわじわと盛り上がりを期待させ、サビ、ラスサビで一気に盛り上げる楽曲なのですが プロセカではそのじわじわと盛り上げる間奏を7、8割カットしていました。 本当にそれだけは許せないと感じました。 少しでもこの思いが誰かに伝わりますように。

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