良作が多いのに、有望な作家を搾り滓にしている。 22/12/26
作品のラインナップの内、9割はど素人のレベル。
その内1割にキラリと光る原石たる作家が点在している。
ここまでは良い。想定内だし、上手くいっている作品の質は保証されている。
しかし、だ。
その1割を「使い潰し」過ぎだ。要するに、作家をマネジメントする能力が余りにも低過ぎる。
度重なる休載。
作家を変えての移籍。
突然の長期更新無し。
数年も前から連載している漫画が最近アニメ化されて最新エピソードの更新をそちらに追い抜かれている。
いや。
いやいやいや。
これはマズイだろう。
作家が健康的に漫画を描き続けられる環境を整えてあげて、しっかりと最新話の更新までサポートして導いたり。
モチベーションを管理して有望な作家が実力を伸ばすための期間をスケジューリングして、休載と復帰のバランスを調整したり。
マンガアップ側のそういう能力、いや、努力が足りな過ぎる。
こんなにも人気作を抱えながら、まだ供給を過剰に増やして自分たちで地雷を踏みまくっていることになぜ気づかない…?
コンテンツの死は、作家を使い潰しにすることから始まっていると、なぜ気づかない…?
一部の漫画家さんはかなりのレベルの作画で、しかもあり得ないくらいのハイペースとも言える速度で更新しているケースもある。
しかし、そんな1割の中のさらに1割(0.1%の作家)だけが当たりの編集(?)さんに当たって生き残るのではなく、せめて有望な1割の原石たちを磨き上げる所まではしっかりやって欲しい。
それが出来ないなら、供給過多になりつつある連載の内、不人気なものはバッサバッサと切り捨てよ。
コンテンツの死は、作家の死によって決定打になるぞ。