シューティングとして欠陥だらけの駄作 23/12/16

「怒首領蜂」などを作ったケイブの作品と言う事で少しは注目したのですが、シューティングとしては残念極まりない、同人ゲーム以下の駄作です。 欠陥1.スタミナ制 シューティングとは本来、何度も何度もトライアル&エラーを繰り返して敵の行動やパターンを読んで自分なりの最適な動きを見つけていくゲームだ。なのに、スタミナ制で遊べる回数に制限がある時点で破綻してる。1プレイごとにお金を払うゲームセンター用のアーケード作品ならいざ知らず、スタミナがなくなって有料アイテムを使わせるくらいなら最初から買い切りのアプリとして出すべき。 欠陥2.やる事が単調 弾幕シューティングは避ける事が楽しみのひとつなのに、このゲームは敵が弾幕を撃ったら馬鹿の一つ覚えにブレイクやスペルでその弾幕を掻き消すだけ。これがスコアにも絡むから始末が悪い。弾幕シューティングの楽しみを根本から否定してる。スマホと言うプラットフォームの性質上、原作のような本格的な弾よけをさせるのが難しいや東方好きだけどシューティング苦手なカジュアルファンでも遊べるようになど理由はあるのだろうが、単純すぎてつまらない。育成である異変解決もプレイ時間が長いし虚無の一言しかない。 欠陥3.キャラ性能が露骨でガチャの確率も悪質 キャラによってショットが固定されているため、使えないキャラはゴミだし、使えるキャラは適当に動かしてるだけで敵が勝手に死ぬと言うバランスの悪さ。原作のように拡散ショットと集中ショットの切り替えもないからとにかく単調でつまらない。ガチャもキャラと装備が一緒になった闇鍋式で全然キャラが出ないし終わってる。しかも、キャラには属性がありこれがステージ攻略やスコア稼ぎにもろに影響する。ただでさえガチャ確率が詐欺まがいに渋いのにそれぞれの属性のキャラそろえなきゃならんとか終わってる。 総評.スマホ向け、カジュアル向け、を言い訳に適当に作られたシューティングのような何か。最近のケイブは新しいアーケード用のSTGは作らず、ゴマ乙のヒット以降出すのはしょうもないソシャゲばかり。コンシューマーでは「怒首領蜂」「ケツイ」など過去作にしがみついては他社にそれを貸して移植作で小銭を稼ぐ手抜き経営。かつてSTGの雄として名を馳せた栄光は見る影もない。STGメーカーが自らSTGの面白さを捨て、東方の威光に縋ってユーザーから金を巻き上げるために作った正真正銘の産業廃棄物。地に堕ちたものだ。失望以外の言葉がない。せめて課金なしの買切りアプリになってから出直してこいって感じ。このアプリを本格的や楽しいと言ってる人間は一生そう言ってればいい。本来のシューティングの楽しさを理解することなく、この脳死虚無ゲーに貴重な時間と金をせいぜい貢いでくれたまえ。

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