ゲームとして 23/12/29
まずいいところは、無課金者にとても優しいゲームというところです。好きな選手を気軽に使うことができるので、選手を集めてたまにプレーするという程度なら最高のサッカーゲームだと思います。
悪い点はあまりに現実離れしたサッカーということです。例えば、パスが弱すぎて相手のプレスバック、スライドの方がはやいということがよく起こります。これではサッカーにおけるパスの意義が存在しないようなものです。またスルーパスでは、スペースに流れるパスではなく、結局受け手の足元に点で合わせるパスしか出さないので相手ディフェンダーに密着されれば何もすることができなくなります。他にもフォーメーションに縛られすぎて全体で押し込みたいのに間延びしてしまって相手のカウンターの際簡単にライン間で前を向かれることや、攻撃の際、出し手に背中を向けてとりあえず全員ゴール向かって走るだけなのでゴール前にスペースがなくなること、ボールを奪われた一瞬で置いてかれること、守備ではインターセプト、マンマークなどのスキルがあるがその割にはタイトに人にいくわけでもなく簡単に前を向かれる、はたかれるということ、その他たくさんの気になるところがあります。もちろんゲームなので完璧に現実のサッカーを再現できるとは思っていませんがパスを強くするくらいはできるんじゃないかと感じます。現状このゲームの勝ち方は圧倒的な個のドリブルでクルクル回って相手ディフェンスを剥がして、誰かがどフリーになったらそこに出す、または相手の事故を狙ってカウンターをするくらいです。戦術的にサッカーを見るということが広まっている現代では少し物足りないと思いました。