FIFAモバイルにはおおむね満足していたが 23/9/25

今回のアップデートでFIFAモバイルはFCモバイルとして新たなスタートを切り、育成面や操作性において大きな変化があった。今回のアップデートによる大幅な変更点に関して、賛否両論が寄せられていると思われるが、私個人として最悪のアップデートと評価せざるを得ない。以下、個人的に不満を感じた変更点に関して、記述する。 不満点1　操作性の悪化 今回のアップデートにより、選手の走るスピードやドリブルの動きが遅くなり、またパスやシュートなどが反映されるまでに時間がかかるようになってしまった。これにより、以前までのスピード感のある操作性は失われ、e Footballのような鈍重な操作性に変わってしまった。選手の動きが遅くなり、パスやドリブルなどの指示が反映されるまでに時間がかかるようになってしまったことにより、以前まではボールを持った選手がドリブルで前線へとボールを運ぶことや、パスワーク、自陣からのロングフィードによって前線へとボールを供給することができていたが、今ではドリブルはすぐに追いつかれてしまい、ドリブルムーブはむしろ隙が増え、ボールを奪われてしまうようになった。また、パスに関しては、手前の選手に出そうとしていたものが、奥の選手に無理なロングパスを送ってしまったり、なぜか相手選手にボールを渡してしまうようになり、またロングフィードは正確さが低くなり、ラインを割ってしまう、もしくは選手が追いつけないことが増えてしまった。結果として、質の低く動きの悪い選手同士が愚かにボールを奪い合い、結果としてスコアレスドローになってしまう機会が増えてしまい、操作性と試合の展開の魅力の双方において、以前までの良さが低下してしまった。おそらく長くFIFAモバイルをプレイしていた人は、私のようにe Footballのような遅い操作性にストレスを感じ、対照的にスピード感のあるFIFAモバイルの操作性に魅力を感じていたと思われ、私のように不満を訴えている古参プレイヤーは落胆を感じていると思われる。リアリティを追求したあまりに操作性の悪いという役目はe Footballに任せておいて、FCモバイルはFIFAモバイルのように現実離れは多少しているもののスピード感があり、楽しめる操作性に戻してほしい。 不満点1 改善を約束していた要素が全くもって解消されていない アップデート前のFIFAモバイルにおいては、守備時に高いクロスボールが上がっている際にディフェンダーを切り替える指示を出しても切り替わらない、また相手選手よりも前にゴールキーパーがいるにもかかわらず、ボールをクリアしようとしないといったシーンが多く見られ、これにより自陣からロングフィードを送り、ヘディングで特典を量産するというプレイが横行していた。また、フェイクショットやダブルタッチなどのドリブルスキルムーブの移動幅が大きく、これによりディフェンダーが振り切られてしまい、追いつくことができずに点を入れられてしまうというシーンも多かった。これに対して、今回のアップデートにおいてディフェンダーの棒立ち状態の改善やキーパーのボールクリアの機会が増やされたとのことだが、相変わらずクロスボールやコーナーキックからのボールに対して、ディフェンダーは地面に足をつけたまま、相手選手だけが高く飛び上がりヘディングをするという現象は多く発生している。ドリブルスキルムーブに関しては、確かに大幅に弱体化されたが、これによりプレイの幅が狭まり、ボールをタラタラと回しながら段々と前線へと攻め上がるという退屈なプレイしかできなくなってしまった。ディフェンダーやキーパーの棒立ち状態の改善、ドリブルスキルムーブの移動幅の制限という点には賛成だが、シュートの威力や選手の足の速さなどは以前までのようにしてほしい。ユーザーはあくまで”改善”を望んだのであって”改変”を望んでいたわけではない、ということを理解してほしく思う。 不満点3 選手の育成がさらに困難になってしまった FIFAモバイルにおいても、進化保護素材やランクアップ素材などの育成用素材は入手が難しくユーザーも頭を悩ませていたが、今回のアップデートにおいてさらに、入手が困難になってしまい頭を抱えてしまっている。例えば、以前までは素材交換において強化素材同士の交換ができていたが、できなくなってしまった。これにより、ランクアップ素材などを持っていないユーザーが選手を強化する唯一の救済であった選手強化ですら、難しくなってしまった。また、ショップのコンテンツストアにおける進化保護素材の購入に関しては、より多くのエリートポイントが必要になってしまった。私はFIFAモバイルユーザーであったため、FCモバイル以前からすでに一定程度、選手を強化することができていたが、これでは新しくプレイを始めたプレイやは選手をなかなか強化することができずに嫌気が差し、すぐに投げ出してしまう人もいると思われる。またFIFAモバイルユーザーもストレスを感じ、そのうちプレイをやめる人も多く登場してくると思われる。 以上3つの点に大きくは不満を抱いている。今回のアップデートにより、大幅な変更があり、現状課題点も多く残っているが、現時点ではまだβ版だと信じている。今後、操作性が以前のようなスピード感を取り戻し、プレイ面での課題点が改善され、選手育成などのゲームバランスも整備されていくことを心から願っている。