継続してプレイするのが苦痛のゲーム 23/7/21
結論:シナリオに期待しているユーザーは、シナリオをYoutubeで視聴するのが吉
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本ゲームの一番の良点はメインシナリオです。
他のゲームと比較して、明らかにメインシナリオには力が入れられており、原作者監修のもと、濃密で壮大なストーリーを味わうことができます。
しかしながら、良点となるのはメインシナリオ(あるいはサーヴァントのビジュアル)のみで、逆にそれ以外は苦痛となる要素しかありません。
まず第一に問題なのは戦闘が退屈であるという点です。戦闘システムはターン制RPGを採用しており、プレイヤーは、毎ターンB・A・Qのいずれかの行動(攻撃方法)を選択します。基本的にプレイヤーが操作可能な要素はそれぐらいしかなく(スキル発動などの要素もあるが)、単純な戦闘システムとなります。
初めのうちは多少新鮮ですが、すぐに飽きがきて、そのうち戦闘が苦痛となります。
第二に問題なのは、本作には戦闘のスキップ機能や、オート機能が無いことです。他ゲームでは、戦闘要素に飽きが生じることを前提に、それでも継続プレイを促す目的でこれらの機能が搭載されていることがほとんどですが、本作にはそれがありません。そのため、退屈でつまらない戦闘を、毎回プレイヤー自身の操作で行わなければなりません。
第三に問題なのは、育成が苦痛であることです。これは、第二の問題に派生しております。育成を行うには、常時開放されているクエスト等で育成用アイテムを獲得する必要がありますが、第二の問題の通り、苦痛な戦闘をこなさなければアイテムを獲得できません。スキップ・オートなしという、謎の縛りを科した状態で、退屈なクエストを周回をしなければならないのです。
また、定期的に開催されるゲーム内イベントでも育成アイテムを獲得することが可能ですが、当然クエストの周回は必須となるため、苦痛を回避することができません。
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以上3点がこのゲームにおける問題点です。他にも苦痛となる要素はありますが、長くなるので以上とします。
直近では、メインシナリオ第2部7章にて、一度使用したサーヴァントが一定の間使用できないなど、さらに苦痛を生む要素を組み込んできており、メインシナリオのクリアを保留中です。
メインシナリオを単純に楽しみたいだけのユーザーは、諦めてYoutubeで視聴することをオススメします。