2023年4月12日に導入された告発制裁システムにより独裁ゲームになりました 23/4/14
上記通りに2023年4月12日に導入された「告発・制裁システム」が存在していて、その目的は利敵行為を行うプレイヤーへの制裁であった。
しかし、運営の管理責任放棄により、裁決権が勲功上位一門当主(所謂ギルマス)5名に任され、さらにその中の「3名」の合意があれば、他のプレイヤーを「個人」単位だけでなく「一門(ギルド)」単位で「制裁」出来るようになった。
その制裁が曲者で、「制裁」による罰則は、 その1、一門の設立・変更・離脱・加入の一切禁止; その2、大名領への移転禁止; その3、全ての領土への侵攻禁止; その4、全ての攻城・砦攻め行為の禁止; その5、大名チャットの閲覧・発言禁止。
制裁は発動時からその次の年まで有効、つまり最大限で1回の制裁で「8日間」に上記の制限を掛けられることになります。
その罰則は、一発で一門壊滅・引退へ追い込むことができるものであり、プレイヤーの皆さんなら分かると思いますが、その内容は死刑宣告と同じレベルのものです。
勲功を稼ぐ主な手段の「領土獲得」が罰則その3に禁じられ、そして罰則その1によって離脱による回避手段も封じられる。
つまりは一度食らえば、復帰不能になるということです。
利敵行為を行う内通者、サブアカウントで撹乱する間者相手であれば、やむを得ない対処とも思えますが、しかし、決定権が上位グループのただ「3人」に与えることが重大な問題です。
何か問題かというと、
例えば、 「後方に籠る農民(まったりプレイ)のプレイヤーへの強制徴兵」。 前線へ移転しなければ、制裁を加える上、領地を奪えば、農民も出来なくなります。引退したくなければ、言われるがままに前線へ行き壁なり盾なり囮なりとなるしかありません。
ゲームなのに、プレイヤーをプレイヤーに支配させて、その支配者側の駒にさせる。それがこのシステムです。
または、 「城を寄越せ、さもなくば一門壊滅させてやる」。
「合意2/3」の状態で脅迫されれば、城を明け渡すしかありません。従わなければ、独裁者が制裁を発動させた上、敵であるはずの「他大名家の軍勢」を使えば、味方であるはずの同大名家プレイヤーグループの城を強奪することが簡単です。
城は言わばこのゲームの中でのプレイヤーの努力の結晶、仲間との協力や努力によって入手できるものです。それをいとも簡単に奪わせる。それがこのシステムです。
そして、最悪のケースは、 「ライバル一門、上位になりうる脅威的な一門を制裁し、一門勲功上位の恒久維持、並びに告発制裁による弾圧・独裁政権の構築や維持」です。
役職付きの3名が、他の2名に制裁を掛ければ、それだけで独裁政権が完成です。
それによって、最有力候補の競争相手を潰し、3名による恒久的な独裁支配が構築され、他の同家プレイヤー全員が支配されることになります。
逆に上位の一門も、5位以内の下位一門三つの合意があれば制裁によるクーデター、下克上が実現可能です。
それだけ見れば、プレイヤーじゃなくとも分かると思いますが、その告発制裁システムの導入は、本来の「利敵行為を罰する」目的から明らかに逸脱したものであり、かつ大多数のプレイヤーにとって取り返しが付かないダメージを与え得るものです。
運営がそのシステムの改正(取り分け『制裁発動条件』の改正)を行わない限り、上位グループか、その腰巾着以外に楽しめるプレイヤーがなくなります。
例え、上位グループが幾ら横暴で無能で人格欠陥者であっても、従う他ない、それを楽しめる人はいますか?
ゲームの中まで「上司のご機嫌を伺う」趣味がある人以外、ゲームを始めることをやめた方がいいと思います。