LAM氏好きとしても受け入れられない 23/6/27

アニメ放送当時から言われていたが、作画だけの雰囲気設定で話やキャラクターがとにかく薄っぺらい。最近のソシャゲストーリーの方が遥かに面白い。設定は終末世界で異形と戦う異能美少女だが、音楽が禁止なのに街中にピアノがあったり、民間人が怪物に襲われもせず音楽を聴いていたり、キャラ同士の時系列がめちゃくちゃなど設定部分が適当すぎてとにかく萎える。運命とタクトの関わりも適当がすぎる、コゼットも得体も知らない存在のまま、雑に死んでいくので何も感情が湧かない。テレビも電話もあるのになぜキャラクターは電話しないのか、怪物が出てくるのに一般人平和ボケしすぎな設定、子供から人格を奪って兵器にするとかいう倫理的におかしな部分も特に反応なし、キャラクターを雑に殺しすぎている、ご都合主義の敵陣正面突破、急に出てくる謎ミサイル、急に出てくるコールドスリープ、などなど作画だけのそれっぽいありきたりを詰め合わせた雰囲気ゲームなのが丸わかりである。強いて言えばFATEから旨みを抜き取ったような作品である。音楽を主軸にしつつもキャラクターと音楽に大して関わりはない上、設定を見ていけば製作者に音楽への思い入れがないこともわかってしまう。dena運営の古い曲は著作権が掛からないからと利用している感、様々なコンテンツとの関わりやLAM氏自身の努力で積み上げられてきた人気を利用している感が、この作品の適当さとゲームの量産型臭とマッチして最悪のテイストになっている。

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